
ご挨拶
桂彰宏公式サイトにお越しくださり、ありがとうございます。
健康を大切にする企業は、どれほど素晴らしい企業理念や社是より永遠に人を魅了するものかもしれません。なぜなら私達人間が生物である以上、健康に生きることが本能として最優先だからです。私のあらゆる知識と経験から、皆様1人ひとりのかけがえのない健康を守り高め、企業の人という最高の資本を輝かせます。企業にとって最高の資本は人であり、皆様1人ひとりの可能性は無限大です。この出会いをきっかけに、私と一緒に理想の健康に向けて、一歩踏み出してみませんか。
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桂 彰宏
プロフィール
桂産業衛生事務所 代表・医師
日本医師会認定産業医 健康経営エキスパートアドバイザー 労働衛生コンサルタント
1982年神戸市生まれ、1995年阪神淡路大震災の経験から医師を志す。2008年東京大学医学部医学科卒、医学博士。
佐久市立国保浅間総合病院、東京大学医学部附属病院で初期臨床研修を修了。東京大学医学部附属病院、虎の門病院、日本赤十字社医療センター、NTT東日本関東病院、国際医療福祉大学三田病院で麻酔・集中治療に献身する。東京大学大学院医学系研究科・分子病理学教室で、がん・免疫の創薬研究にも従事する。
研修医時代の同級生の死、過酷な医療現場で麻酔薬を自ら投与した優秀な後輩の存在に心を痛める。早朝から深夜まで連日にいたる研究生活から自身も過去最高体重・体脂肪率を記録、ようやく労働環境と予防医学の重要性に気づく。
産業医としてすべての働く人の健康を守り高めることを決意し、日本最大規模の産業保健スタッフと屈指の勤務教育環境が整う、NTT東日本健康管理センターでグループ企業を複数担当する。メンタルヘルスなど産業保健の研鑽を積むとともに、より積極的なアプローチである健康経営に出会い感銘を受ける。
自身も3ヶ月で体重20kg減・体脂肪率10%と復調し、最高の体調を更新し続ける。2020年1月より現職、これまで40社以上、1万人を超える社員の健康管理を担い、300人以上の復職に貢献、9社を健康経営優良法人(うち7社ホワイト500)に導く。臨床スキルの向上のため一般内科・心療内科の診療にも従事する。
地球をさらに青く、輝かせることを人生のミッションとして世界自然保護基金、UNICEF国際連合児童基金、国境なき医師団、日本赤十字社、国際協力NGOワールド・ビジョン、日母おぎゃー献金基金、CaNoW、ウクライナ救援募金、イスラエル・ガザ人道危機救援募金、能登半島地震救援募金など寄付支援活動も行う。
メッセージ
はじめまして、桂彰宏です。私は大きな誇りと喜びを胸に、産業医・健康経営コンサルタントとして健康経営に携わっています。
私はもともと集中治療・麻酔科医として呼吸、循環、脳といった生命の根源と向き合ってきました。ミスが許されない状況で素早く本質を見極め、適切に対処する技術は、現在も大いに役立っています。止まっていた呼吸や心臓が動き出す瞬間、深刻な痛みを自ら癒やす力など、私達に本来備わる素晴らしい生命力を垣間見ました。
また医学研究を通じて、膨大な健康情報から情報源を吟味し、正しく取捨選択する習慣が身につきました。がん・免疫領域は診断・治療技術の科学的な進展が最も著しく、病気について知ろうとすればするほど、逆に健康について広く深く考えさせられました。
WHOの「健康」の定義には「精神面、身体面、社会面の3側面おける、すべてのwell-beingの状況を指し、単に病気・病弱でないことは意味しない」とあります。この精神面、身体面、社会面のすべてにおける医学の専門家が産業医であり、これら3側面を包括してwell-beingを目指すアプローチが健康経営です。
近年、うつ病などメンタルヘルスや糖尿病といった生活習慣病が問題視されていますが、人類の進化の歴史から考慮すると、社会面の急激な変化が、1万年前からさほど変わらない私達の精神面、身体面に大きな影響を与えていることが最大の要因ではないでしょうか。精密医療や遺伝子治療など医学は進歩し続けていますが、それでも現時点で死は避けられず、圧倒的多数の病気を根治的に治すことがいまなお困難であるからこそ、予防が何より大切です。予防としてメンタル、食事、運動、睡眠といった精神面と肉体面へのアプローチがようやく話題にあがるようになってきましたが、なにか大切な側面が抜け落ちていないでしょうか。
それが現代の病気の根源となり得る社会面であり、産業医学や環境衛生です。この社会面から精神面と身体面に生じている影響を正確に把握して改善していくことが本当の予防医学であり、この社会面の主軸となる「働き方」から病気や疾病を予防して、より積極的に健康を高めていくアプローチが健康経営です。この健康経営の流れは世界はもちろん、特に日本で年々急加速しています。いったいなぜでしょうか。
それは日本の著しい労働人口の減少(2020年6500万人→2065年4000万人と約40%減少)と世界で最も進んだ少子高齢化のためです。労働人口が減り続ける中で優秀な人材確保は急務であり、高齢化の波によって企業の損失コストが確実に増え続けています。その一方で日本のこの状況は千載一遇のチャンスであると考えます。なぜならば、WHOの報告によると日本は平均寿命・健康寿命ともにすでに世界No.1であり、世界で最も進んだ高齢化社会でさらに健康経営を成功させて日本の健康を前進させることは、世界に誇る最先端のロールモデルであり成功事例だからです。健康経営が企業に浸透するまでに早くとも3年から5年はかかるため、いまから一緒に始めていきましょう!
論文業績
- Yoshimatsu, Lee, Akatsu, Taguchi, Suzuki, Cunha, Maruyama, Suzuki, Yamazaki, Katsura A et al. (2013) Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America. 110, 18940
- Suzuki, Katsura A et al. (2015) Oncogene. 34, 3085
- Suzuki, Katsura A et al. (2015) Cancer Science. 106, 1174
- Suzuki, Katsura A et al. (2015) Nature Structural & Molecular Biology. 22, 512
- Katsura A et al. (2016) Genes to Cells. 21, 99
- Akatsu, Yoshimatsu, Tomizawa, Takahashi, Katsura A et al. (2017) Cancer Science. 108, 151
- Suzuki, Katsura A et al. (2017) The Journal of Biochemistry. 161, 417
- Katsura A et al. (2017) Molecular Oncology. 11, 1241
- Akatsu, Takahashi, Yoshimatsu, Kimuro, Muramatsu, Katsura A et al. (2019) Molecular Oncology. 13, 1706
- Hokari, Tamura, Kaneda, Katsura A et al. (2020) Molecular Oncology. 14, 277